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曹操が丞相となる

諺・逸話


天下がわしに背くことは許さぬ

曹操が董卓暗殺に失敗し、故郷への道中に有名な逸話があります。

呂伯奢(りょはくしゃ)という曹操の知人がおり、一晩世話になろうと思い訪ねました。
呂伯奢は快く受け入れ、演義では陳宮と共に母屋を借りるのですが、外で何やら物音がし、耳を立てると、「早く縛るんだ!殺せ・・・」といった声が聞こえ、曹操は董卓暗殺の罪として追われ身であったため飛び出し、呂伯奢の家族を殺害してしまうのでした。

しかし、曹操らは早合点!

なんとイノシシ料理を曹操らのために用意して持て成しの準備をしていただけであり、誤解して殺害してしまったのです。
これに陳宮もさすがに死人に手を合わせ悔やんでおりましたが、曹操は

「自分が人を裏切ることはあっても、人が自分を裏切ることは許さない」

と言い放ち、

「わしが天下を背いても、天下がわしを背くことは許さぬ」

となんとも奸雄らしい発言だと思います。

三国志演義では、この発言が曹操から陳宮が離れて行くことになった切っ掛けとしており、曹操の悪役のイメージを決定付ける逸話になっております。