「三国志演義」で長く悪玉として描かれてきた曹操の虚像を排し、その実像に迫る評伝。冷酷さと激情のなかのやさしさをあわせ持ち、一流の武将であり一流の詩人でもあった、矛盾に満ちた魅力的な人物像を描き出す。
赤壁で曹操の野望を打ち砕いた奇才
父に孫堅、兄に孫策を持つ
義勇軍から旗揚げし、蜀を建国した苦労人
古典研究が最大して、晩年は世相に関わろうとしなかった政治家
曹操にも愛された名将にして、忠節と義理を重んじる