城・都市
じょうけい / 上邽

上邽

諸葛亮と司馬懿が麦をめぐり争った天水郡の治所。

種別
城・都市
現在地
甘粛省天水市(秦州区一帯)
所属州
涼州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

涼州、天水郡の治所にあたる城で、隴右の要衝。諸葛亮の第四次北伐において、蜀軍と魏の司馬懿が麦の刈り取りをめぐって攻防を演じた地として知られる。隴右経営のかなめであった。

歴史

231年、諸葛亮は第四次北伐で祁山へ出ると、上邽のあたりで実った魏の麦を刈り取って兵糧に充て、迎え撃つ司馬懿と対峙した。司馬懿は険を頼んで守りに徹し、なかなか戦おうとしない。諸将にせがまれてようやく出た戦いでは、蜀軍が魏軍を破って多くの首級を挙げたと伝わる。しかし蜀は兵糧の続かぬのが常で、諸葛亮はこの時も退かざるを得なかった。上邽は、隴右をめぐる諸葛亮と司馬懿の知恵比べの舞台であった。

現在

上邽は現在の甘粛省天水市(秦州区一帯)にあたる。天水郡の治所であった。