城・都市
てきどう / 狄道

狄道

姜維が洮西の大勝ののち囲んだ隴西の要衝。

種別
城・都市
現在地
甘粛省定西市臨洮県
所属州
涼州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

涼州、隴西郡の治所にあたる城で、洮水のほとりに位置する隴右西部の要衝。羌族と境を接する辺境であり、蜀の姜維が北伐でたびたび攻防を繰り広げた地として知られる。

歴史

狄道は隴西の中心をなし、蜀の姜維が隴右へ進出する際の主要な目標となった。255年、姜維は洮西で魏の雍州刺史 王経の軍を大破し、多くの魏兵を洮水に沈める大勝を収めると、勢いに乗って狄道を包囲した。しかし魏の陳泰・鄧艾が急ぎ救援に駆けつけたため、姜維は城を落とせずに退く。羌族の動向とも絡むこの地の攻防は、諸葛亮亡きあとの蜀魏の戦いの主要な舞台となった。狄道は、姜維の北伐の激戦地であった。

現在

狄道は現在の甘粛省定西市臨洮県にあたる。洮水のほとりの隴西の要地である。