城・都市
うんなん / 雲南

雲南

諸葛亮の南征後に置かれた郡。省名「雲南」の由来。

種別
城・都市
現在地
雲南省大理ペー族自治州一帯
所属州
益州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

益州の南方、南中の一角をなす地で、諸葛亮の南征ののちに置かれた郡。現在の雲南省の名の由来ともなった地である。蜀の南辺を治める要として、南征後の統治体制の中に組み込まれた。

歴史

225年、諸葛亮は南中を平定すると、この地方を整理して新たに郡を置き、統治を固めた。雲南郡もそのひとつで、現地の有力者を登用しつつ、蜀の支配を安定させる。南中からは金・銀・丹・漆や、馬・牛などの物資が蜀にもたらされ、また精強な兵が編成されて北伐を支えたと伝わる。遠く辺境の雲南の地も、諸葛亮の経営によって蜀の国力の一部となった。「彩雲の南」を意味するその名は、後世まで受け継がれている。

現在

雲南は現在の雲南省大理ペー族自治州の一帯に比定される。省名「雲南」の由来となった古地名である。