城・都市
ちゅうざん / 中山

中山

劉備が末裔を称した中山靖王の地。

種別
城・都市
現在地
河北省保定市(定州市一帯)
所属州
冀州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

冀州の郡国で、前漢の中山靖王 劉勝ゆかりの地。劉備が自らの家系をこの中山靖王の末裔と称したことで知られる。また魏の文帝 曹丕の后 甄氏(甄姫)を生んだ地でもある。

歴史

中山は前漢の皇族 劉勝が封じられた国で、劉備はこの劉勝の後裔を称して「漢の宗室」の名分を掲げた。真偽はともかく、その系譜は劉備が漢の正統を継ぐと主張する拠り所となった。また中山の無極の人 甄氏は、はじめ袁紹の子 袁熙の妻であったが、鄴の陥落後に曹丕の妻となり、のちの明帝 曹叡を生んだ。皇統と美姫の物語を宿すこの地は、河北の要地でもあった。

現在

中山は現在の河北省保定市(定州市一帯)にあたる。劉備が称した中山靖王ゆかりの地として知られる。