城・都市
なんぴ / 南皮

南皮

曹操が袁譚を討ち、河北の袁氏を滅ぼした地。

種別
城・都市
現在地
河北省滄州市南皮県
所属州
冀州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

冀州東部の城市で、渤海郡の要地。袁紹が勢力の足場とした渤海のかなめであり、官渡ののち袁氏を追う曹操が、袁紹の長子 袁譚をこの南皮で討ち取った地として知られる。

歴史

袁紹はかつて渤海太守として南皮を拠点に勢力を伸ばし、河北四州を制する足がかりとした。袁紹の死後、後継を争った長子 袁譚は、弟 袁尚と対立して曹操と結ぶが、やがて曹操と手切れとなり、205年、南皮に追い詰められて討たれた。これにより河北の袁氏はほぼ滅び、曹操の北方平定は大きく前進する。曹操はのちに南皮での日々を詩に詠み、往時をしのんだと伝わる。

現在

南皮は現在の河北省滄州市南皮県にあたる。冀州の古い城市として知られる。