城・都市
けんねい / 建寧

建寧

諸葛亮の南征の中心地。七縦七擒の南中の郡。

種別
城・都市
現在地
雲南省曲靖市
所属州
益州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

益州の南方、南中と呼ばれる地方の中心をなす郡。現在の雲南省東部にあたる。諸葛亮の南征(南蛮平定)の主要な舞台であり、この地の豪族の反乱を鎮めて蜀の後方を安定させた、要の地である。

歴史

劉備の死後まもなく、南中の豪族 雍闓が呉と通じて反乱を起こし、益州郡(のちの建寧郡)一帯が動揺した。225年、諸葛亮はみずから南征の軍を起こしてこれを平定する。「その心を攻めるを上と為す」の方針のもと、現地の首領 孟獲を七たび捕らえて七たび放ち、ついに心服させたという「七縦七擒」の物語が名高い。乱を鎮めた諸葛亮は、現地の有力者 李恢らを用いて南中を治め、その豊かな産物を北伐の資とした。建寧は、蜀の南の安定を担う要であった。

現在

建寧は現在の雲南省曲靖市のあたりにあたる。南中経営の中心地であった。