城・都市
なんかい / 南海

南海

番禺(現・広州)を治所とする南方最大の港。

種別
城・都市
現在地
広東省広州市
所属州
交州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

交州東部、南シナ海に臨む郡で、その治所 番禺(現在の広州)は南方最大の港町。海外との交易で栄え、南海貿易の富が集まる要地であった。呉が南方経営の拠点とした地である。

歴史

南海郡の番禺は、古く南越国の都が置かれた由緒を持ち、海のシルクロードの東の起点として、南海諸国との交易で潤った。三国時代、この地は呉の版図に属し、南方の富をもたらす重要な港となる。士燮の死後、その子 士徽が交州で自立を図って叛くと、呉の呂岱が兵を率いて番禺に迫り、これを速やかに鎮定した。海に開けた南海は、呉にとって南方交易と外交の窓口をなす地であった。

現在

南海は現在の広東省広州市にあたる。古来 海上交易で栄えた南方の大都市である。