城・都市
ごうほ / 合浦

合浦

真珠の産地。「珠還合浦」の故事で名高い交州の郡。

種別
城・都市
現在地
広西チワン族自治区北海市合浦県
所属州
交州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

交州の南部、南シナ海に面した郡で、真珠の産地として古来名高い。良吏が去ると真珠が採れなくなり、善政が敷かれると再び戻ってきたという「珠 合浦に還る」の故事で知られる。南海交易の一拠点でもあった。

歴史

合浦は、その沿岸で採れる真珠によって天下に知られた。後漢の頃、貪欲な太守が乱獲を強いると真珠を産する貝が隣郡へ去り、名太守 孟嘗が赴任して善政を敷くと再び戻ってきた、という「珠還合浦」の故事は、為政者の徳を説く教えとして語り継がれた。三国時代、合浦は交州の一郡として呉の南方経営の中に組み込まれ、真珠や南海の産物をもたらす地であり続けた。南の海に臨む合浦は、辺境の富を象徴する地であった。

現在

合浦は現在の広西チワン族自治区北海市合浦県にあたる。真珠の産地として今も知られる。