山岳
たいざん / 泰山

泰山

五岳の長と仰がれた東方の霊峰。臧覇ら泰山の賊の地。

種別
山岳
現在地
山東省泰安市
所属州
兗州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

中国東方にそびえる名山で、古来「五岳の長」と仰がれた霊峰。歴代の帝王が天地を祀る封禅の儀を行った聖地であり、そのふもとの泰山郡は、三国志では臧覇ら「泰山の賊」と呼ばれた豪傑たちの根拠地として知られる。

歴史

後漢末の乱世、泰山のふもとには臧覇・孫観ら在地の武装勢力が割拠し、一帯に勢力を張った。彼らははじめ陶謙や呂布に従い、のち曹操に帰順して青州・徐州方面の守りを担う。泰山そのものが戦場になることは少なかったが、東方の要として、その名は帝国の威信と結びついて重んじられた。

現在

泰山は現在の山東省泰安市にそびえる。世界遺産に登録された名山として、今も多くの参拝者・登山客を集めている。