城・都市
りんし / 臨淄

臨淄

斉の古都。青州の中心で、曹植が封じられた地。

種別
城・都市
現在地
山東省淄博市臨淄区
所属州
青州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

青州の中心をなす古都で、春秋戦国の世に斉の都として大いに栄えた地。天下有数の大都市であった往時の繁栄を背景に、後漢末には青州刺史の治所が置かれ、青州経営のかなめとなった。曹操の子 曹植が臨淄侯に封じられたことでも知られる。

歴史

臨淄は、かつて斉の都として「戸ごとに琴瑟を鳴らす」と謳われた繁華の都であった。その格式は後漢まで続き、青州の中心都市として重んじられる。後漢末、青州は黄巾の残党が跋扈する地となり、曹操はこの青州の黄巾を降して「青州兵」と呼ぶ精鋭に編成し、勢力の柱とした。また曹操の子で詩才に富んだ曹植は、臨淄侯に封じられ、その号で知られる。古都 臨淄は、栄華の記憶と三国の物語を重ねて伝える。

現在

臨淄は現在の山東省淄博市臨淄区にあたる。斉の故都として、多くの遺跡が残る。