地域
せいせん / 西川

西川

劉備が蜀漢を建てた益州・四川盆地の呼称。

種別
地域
現在地
四川省一帯(四川盆地)
所属州
益州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

蜀・益州方面を指す呼称で、険しい山々に囲まれた四川盆地一帯をいう。『三国志演義』などで「西川」といえば、劉備が拠って蜀漢を建てたこの地を指すことが多い。天険に守られ、肥沃な「天府の国」を抱く、蜀の本拠地方である。

歴史

西川(益州)は、四方を険阻な山と桟道に囲まれ、外からの侵入を拒む天然の要害であった。もとは劉璋が治めていたが、諸葛亮の「天下三分の計」に従い、劉備が荊州から西進してこれを奪い、蜀漢の地盤とする。豊かな成都平原の産物と、剣閣・陰平などの険を頼みに、蜀はこの西川に拠って魏・呉と対峙した。しかし263年、鄧艾の陰平越えによって天険を破られ、西川もついに魏(晋)の手に落ちた。

現在

西川は現在の四川省一帯にあたる。成都平原を中心とする、山に囲まれた豊かな盆地地方である。