城・都市
へいげん / 平原

平原

劉備が令・相を務め徳望を築いた青州の郡。

種別
城・都市
現在地
山東省徳州市平原県
所属州
青州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

青州西部の郡国で、劉備が若き日に相・令を務めた地。黄河にほど近いこの地で、劉備は徳をもって民に慕われ、太史慈の求めに応じて北海の孔融を救った。劉備の名が世に知られ始めたころの、ゆかりの地である。

歴史

黄巾討伐の功などによって、劉備は平原の令、のち相となった。財を惜しまず士を礼遇し、身分の隔てなく人と接した劉備は、平原の民に厚く慕われたと伝わる。刺客が劉備を害しに来たものの、その人柄に打たれて事を明かして去った、という逸話もこの地のものである。193年ごろ、北海を黄巾に囲まれた孔融が太史慈を遣わして救いを求めると、劉備はただちに兵を出してこれに応えた。平原は、流浪の英雄 劉備が徳望を築いた出発点の一つであった。

現在

平原は現在の山東省徳州市平原県にあたる。黄河沿いの古い城市である。