城・都市
せいと / 成都

成都

蜀漢の都。劉備・諸葛亮の拠点。

種別
城・都市
現在地
四川省成都市
所属州
益州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

肥沃な成都平原の中心に開けた益州随一の大都市。もとは劉璋が治めていたが、劉備がこれを奪って蜀漢の都と定めた。四方を険しい山に囲まれた「天府の国」の要にあり、劉備・諸葛亮が魏・呉に対抗する国家経営の中心となった。

歴史

211年、劉璋に招かれて入蜀した劉備は、やがて劉璋と決裂して益州平定に乗り出す。214年、成都を包囲された劉璋は降り、劉備がこの地を得た。221年、劉備は成都で皇帝に即位し、漢の正統を継ぐ蜀漢を建てる。翌年 夷陵に敗れた劉備が白帝城で世を去ると、諸葛亮が成都から国政を執り、たびたび北伐の軍を発した。263年、剣閣を迂回した鄧艾が綿竹を破って成都に迫ると、後主 劉禅は降伏し、蜀漢は滅んだ。

現在

成都は現在の四川省成都市にあたる。市内には諸葛亮と劉備を合わせ祀る武侯祠や、劉備の墓と伝わる恵陵があり、蜀漢を偲ぶ人々が今も訪れる。