地域
とうご / 東呉

東呉

孫呉とその本拠 江東を指す、三国の一極の呼称。

種別
地域
現在地
長江中下流域(江蘇・浙江・安徽・江西ほか)
所属州
揚州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

呉(孫呉)およびその本拠 江東方面を指す呼称。中原から見て東南に位置することから「東呉」と呼ばれた。孫堅に始まり孫策・孫権が築いた、長江下流に拠る国とその地方をいい、しばしば魏・蜀と並ぶ三国の一極を指す言葉として用いられる。

歴史

東呉は、孫堅・孫策・孫権の三代が江東に築いた勢力を指す。孫権は赤壁で曹操を退け、229年に皇帝を称して正式に呉を建てた。長江と水軍を頼みに、東呉は魏の南下を幾度も阻み、また蜀と結んでは離れ、三国の均衡を左右する。周瑜・魯粛・呂蒙・陸遜ら名将が相次いで大都督を務め、国を支えた。280年に晋に降るまで、東呉は三国の中で最も長く命脈を保った。

現在

東呉の地は現在の江蘇・浙江・安徽南部から江西・湖北東部にかけて、かつて呉が版図とした長江中下流域にあたる。