河川
いすい / 渭水

渭水

関中を貫く大河。潼関の戦い・五丈原の対陣の川。

種別
河川
現在地
甘粛省〜陝西省(黄河に合流)
所属州
司隷
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

関中平野を東西に貫き、黄河に注ぐ大河。長安をはじめ関中の要地を潤す、この地方の生命線ともいえる川である。三国志では、潼関の戦いで曹操と馬超が渡河をめぐって攻防を演じ、また諸葛亮が五丈原でこの川を挟んで司馬懿と対峙した。

歴史

211年、潼関で馬超・韓遂ら関中連合軍と対峙した曹操は、渭水の渡河に苦しみ、矢の雨の中を許褚に守られて舟で逃れる危地に陥った。やがて渭水を渡って陣を築いた曹操は、離間の計で連合軍を破る。234年には、諸葛亮が五丈原に陣し、渭水を挟んで司馬懿と向かい合ったまま陣没した。関中の争いは、しばしばこの渭水の流れとともに語られる。

現在

渭水(渭河)は現在も甘粛省に発し、陝西省の関中平野を流れて黄河に合流する。黄河最大の支流である。