城・都市
とうかい / 東海

東海

劉備を財で支えた豪商 糜竺の故郷。

種別
城・都市
現在地
山東省臨沂市郯城県〜江蘇省連雲港市
所属州
徐州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

徐州の郡国で、その治所は郯(たん)に置かれた。豪商として名高い糜竺・糜芳の兄弟を生んだ地であり、彼らが身代を投じて劉備を支えたことで知られる。中原と江淮を結ぶ徐州の一角をなした。

歴史

東海の人 糜竺は、代々の豪商として莫大な富を築いた。徐州を治める陶謙に仕えていた糜竺は、陶謙の死後、その遺志を継いで劉備を徐州の主に迎える。劉備が呂布や曹操に敗れて窮したときも、糜竺は一族の財産と奴僕、さらには妹を劉備に嫁がせるなどして惜しみなく支えた。弟の糜芳はのちに関羽の荊州で呉に降り、汚名を残すが、兄 糜竺の劉備への献身は変わらなかった。東海は、そうした忠篤の臣を生んだ地である。

現在

東海は現在の山東省臨沂市郯城県から江蘇省連雲港市にかけての一帯にあたる。徐州の古い郡である。