城・都市
はくもんろう / 白門楼

白門楼

呂布が処刑された下邳城の楼門。三国随一の猛将の最期の地。

種別
城・都市
現在地
江蘇省徐州市睢寧県付近(下邳城)
所属州
徐州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

下邳城の城門にそびえた楼閣。198年、曹操と劉備の連合軍に敗れて捕らえられた呂布が、この楼上に引き出されて処刑された地として名高い。三国志随一の猛将 呂布の最期を象徴する場所である。

歴史

水攻めによって下邳が落ちると、部下に裏切られた呂布は生け捕りにされ、白門楼へ引き据えられた。呂布は曹操に向かい、「あなたが歩兵を、私が騎兵を率いれば、天下は容易に定まりましょう」と命乞いをする。曹操が心を動かしかけたそのとき、傍らの劉備が「あなたは丁原と董卓の末路をお忘れか」と一言告げた。呂布がかつて義父の丁原・董卓を相次いで裏切って殺した過去を突かれ、曹操は処刑を決する。呂布は劉備を指して「この男こそ最も信の置けぬ者だ」と罵りながら縊り殺され、あわせて高順・陳宮も刑に処された。

現在

白門楼は、下邳城の跡(現在の江蘇省徐州市睢寧県付近)にあったと伝えられる。呂布終焉の舞台として、物語に深く刻まれている。