河川
しすい / 泗水

泗水

曹操が下邳を水攻めにした際に引かれた徐州の川。

種別
河川
現在地
江蘇省徐州市一帯(旧流路)
所属州
徐州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

徐州の地を流れ、下邳のほとりで沂水と合流していた川。三国志では、曹操が呂布を攻めた際、この泗水の流れを引いて下邳城を水攻めにしたことで知られる。徐州の水郷を形づくった、攻防に深く関わる川である。

歴史

198年、下邳に籠もる呂布を攻めあぐねた曹操は、泗水と沂水の堤を切って城へ水を流し込み、下邳を水浸しにした。水に囲まれて孤立した城中では士気が衰え、部下の裏切りによって呂布は捕らえられる。泗水はまた、徐州と淮南を結ぶ水運の路でもあり、この地方の物流と軍事の双方を支えていた。

現在

泗水は、後世の黄河の氾濫や運河の開削によって流路が大きく変わり、往時の姿はとどめていない。かつての下邳のあたり(現在の江蘇省徐州市)を潤していた川である。