山岳
しゅようざん / 首陽山

首陽山

伯夷・叔斉が節を守って隠れ住んだと伝わる清廉の山。

種別
山岳
現在地
河南省洛陽市偃師区付近(伝承地)
所属州
司隷
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

古代の義人 伯夷・叔斉が隠れ住んだと伝わる山。周の禄を食むを恥じた二人が、この山に隠れて蕨を採り、ついに餓死したという故事で名高い。清廉を象徴する山として、後世の人々に語り継がれてきた。

歴史

首陽山の名は、殷から周への易姓革命の際、周に仕えることを拒んだ伯夷・叔斉の伝説とともに知られる。二人は「周の粟を食まず」として首陽山に籠もり、節を守って世を去ったと伝わる。この清節の物語は、忠義と出処進退を重んじる後漢末から三国の士大夫たちにとっても、しばしば引き合いに出される規範であった。

現在

首陽山と伝わる地は各地にあるが、洛陽に近い現在の河南省洛陽市偃師区付近の山がその一つとされる。伯夷・叔斉の故事を伝える地として名を残す。