河川
しょうすい / 湘水

湘水

劉備と孫権が荊州を分けた「湘水の盟」の川。

種別
河川
現在地
湖南省(洞庭湖へ注ぐ)
所属州
荊州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

荊州南部(湖南方面)を南から北へ流れ、洞庭湖に注ぐ大河。長沙をはじめ荊南の要地を潤す。三国志では、荊州の領有をめぐって対立した劉備と孫権が、この湘水を境として荊州を分け合った「湘水の盟」で知られる。

歴史

215年、荊州の返還を求める孫権と、これを拒む劉備との間で緊張が高まり、両軍は一触即発の事態に至った。しかし折しも曹操が漢中の張魯を攻めたため、背後を憂えた劉備は孫権と和し、湘水を境に荊州を東西で分割することで手を打った(湘水の盟)。湘水はまた、屈原の伝説を伝える川としても古来名高く、荊南の歴史と文化を映す流れである。

現在

湘水(湘江)は現在も湖南省を貫いて流れ、省都 長沙を経て洞庭湖へ注ぐ。湖南省を代表する川である。