城・都市
かんじょう / 皖城

皖城

孫策・周瑜が二喬を娶り、孫権が魏から奪った城。

種別
城・都市
現在地
安徽省安慶市潜山市
所属州
揚州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

揚州の廬江郡に属する城で、長江の北、大別山の南麓に位置する。孫策・周瑜が皖を落として大喬・小喬を娶った地として、また孫権が魏から奪い取った長江北岸の拠点として知られる。

歴史

199年、孫策は周瑜とともに皖城を攻め落とし、この地の喬公の二人の娘、大喬・小喬をそれぞれ妻に迎えたと伝わる。江東の若き英雄と美姫の物語は、後世まで語り草となった。214年には、孫権が呂蒙・甘寧を先鋒として皖城を急襲し、魏の廬江太守 朱光を捕らえてこの城を奪う。長江の北にあって呉が確保したこの拠点は、魏との攻防の最前線をなした。皖城の一帯は、のちの石亭の戦いにも近い、淮南攻防の要地であった。

現在

皖城は現在の安徽省安慶市潜山市のあたりにあたる。「皖」は安徽省の別称の由来ともなった古地名である。