山岳
ごじょうげん / 五丈原

五丈原

諸葛亮が陣没した北伐最期の地。「死せる孔明…」の故事。

種別
山岳
現在地
陝西省宝鶏市岐山県
所属州
司隷
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

渭水の南に開けた台地で、諸葛亮が最期を迎えた地。234年、五度目の北伐に出た諸葛亮はここに陣を布いて魏の司馬懿と対峙したが、持久戦のさなかに病に倒れ、志半ばで世を去った。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」の故事で名高い。

歴史

234年、諸葛亮は十万の軍を率いて斜谷を抜け、五丈原に陣を構えて渭水を挟み司馬懿と向かい合った。補給を屯田で賄いながら決戦を挑んだが、司馬懿は守りを固めて動かず、戦いは長期化する。過労のうちに諸葛亮は病を得て陣没した。蜀軍が密かに撤退を始めると、司馬懿が追撃に転じたが、蜀軍が反転する構えを見せると、生前の諸葛亮の計略を恐れて兵を退いた。人々はこれを「死せる孔明、生ける仲達を走らす」と語り伝えた。

現在

五丈原は現在の陝西省宝鶏市岐山県にあたる。諸葛亮をまつる祠が置かれ、丞相が最後の日々を過ごした台地として、訪れる人が絶えない。