城・都市
けいよう / 桂陽

桂陽

趙雲が平定した荊南四郡の一。趙雲固辞の逸話の地。

種別
城・都市
現在地
湖南省郴州市
所属州
荊州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

荊州南部・荊南四郡の一つで、現在の湖南省南部に位置する。赤壁ののち趙雲が平定した地として知られ、太守 趙範が趙雲に義理の姉を娶らせようとしたのを、趙雲が固辞した逸話が伝わる。

歴史

208年の赤壁ののち、劉備が荊南四郡を平定した際、桂陽の攻略は趙雲が担った。降伏した太守 趙範は、亡兄の未亡人である美しい義姉を趙雲に嫁がせて縁を結ぼうとしたが、趙雲は「同じ姓のよしみもあり、また降ったばかりの者の心は測りがたい」としてこれを断ったという。私心なく身を持した趙雲の人柄を示す逸話として名高い。桂陽はこうして劉備の勢力下に入り、荊南経営の一角をなした。

現在

桂陽は現在の湖南省郴州市のあたりにあたる。荊州南部の古い郡である。