城・都市
こうか / 江夏

江夏

黄祖の地で、孫堅落命・孫劉同盟成立の舞台。

種別
城・都市
現在地
湖北省武漢市・鄂州市一帯
所属州
荊州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

荊州東部の郡で、長江と漢水の合流する一帯を占める。荊州の東の玄関口にあたり、呉との境をなす要地であった。孫堅がこの地の黄祖と戦って落命し、また長坂に敗れた劉備が逃れ込んで孫権との同盟を結んだ、赤壁前夜の要となる地である。

歴史

江夏は、長江の水運を扼する荊州東部の要で、太守 黄祖がここを守っていた。191年ごろ、荊州へ攻め入った孫堅は黄祖の軍と戦い、伏兵の矢に当たって落命する。孫権はこの父の仇を討つべく、208年に黄祖を攻めてついにこれを討ち取った。同年、曹操の南下に長坂で敗れた劉備は、劉表の子 劉琦を頼って江夏へ逃れ、ここで態勢を立て直して孫権と結ぶ。江夏で結ばれた孫劉同盟が、赤壁の勝利を導いた。

現在

江夏は現在の湖北省武漢市から鄂州市にかけての一帯にあたる。長江と漢水の交わる要地であった。