城・都市
かひ / 下邳

下邳

呂布が最期を遂げた徐州の要城。

種別
城・都市
現在地
江蘇省徐州市睢寧県付近
所属州
徐州
時代範囲
後漢末〜三国期

概要

徐州南部の要城で、泗水と沂水の合流する水郷の地にあった。呂布がこの城を奪って本拠とし、曹操と劉備の連合軍に囲まれて最期を遂げた地として名高い。城門の楼「白門楼」は、呂布が処刑された場所として物語に語り継がれている。

歴史

劉備が徐州を領していたころ、身を寄せていた呂布は隙をついて下邳を奪い、そのまま拠点とした。198年、曹操は劉備とともに大軍で下邳を包囲する。呂布は堅く城に籠って容易に落ちなかったが、曹操は泗水・沂水の水を引いて城を水攻めにした。水に囲まれ士気の衰えた城中で部下の裏切りが起こり、呂布は捕らえられて白門楼に引き出される。助命を乞う呂布に対し、曹操は劉備の一言もあって処刑を決し、猛将はここに生涯を閉じた。

現在

下邳は現在の江蘇省徐州市睢寧県の一帯に比定される。かつての城は水害を経て地下に埋もれたが、下邳故城の跡として調査が進められている。