諺・逸話
呂布との戦いで敗れ、逃げ込んだ家の主人劉安は、劉備をもてなす食料がなかったので妻を殺害してその肉を差し出し、劉備をいたく感動させた正史には記載されていない逸話です。
逃亡中の劉備は孫乾と共に劉安の元でかくまってもらうことになりました。劉安の妻は劉備を持て成すが彼女の姿がいつの間にか消えていたのを疑問に思いました。
そして劉安が狼の肉だと言う料理で劉備を歓迎し、劉備は肉料理を満喫したが、翌朝劉安の妻が居なくなった事に気が付いてそれを尋ねると劉安は、飢饉によって何も与えるものがなく獲物もとれなかったが名声のある劉備をどうしても持て成したかったので、自分の妻を殺してその臀部の肉を狼の肉と偽って出した事を話します。
それを知った劉備は驚愕し、感涙。劉安の息子の劉封を養子とする逸話があります。