三国志一の猛将呂布、字を奉先を見事に称えたことを表した言葉であり、これほど素晴らしく比べようがない意を持ちます。
虎牢関の戦いにおいて、呂布は紫金(赤銅)の冠をかぶり、紅錦の陣羽織、獣面呑頭の模様のある鎧を身に着けて登場し威風堂々とした格好が描かれております。
また赤兎馬は名馬として知られており、一日千里を走るとも云われており、1里は414.72m(300歩)、計算すると千里は414.72kmということになるすごい馬になりますね。
赤兎馬は血汗馬とも伝えられており、血が汗のような色をしていた当時の名馬として有名だったことで、各名将らも同種類の馬を乗っていたこともあり、赤兎馬は赤い毛で兔のように速いということから名づけられていたのではないでしょうか。
なお、赤兎馬は呂布の死後に関羽が所有することになり、死ぬまで20年間現役で走り続けたことになります。